京の算数学問題#739
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算数学コラム
みなさんこんにちは!京都市中京区で塾を運営しております。油谷拓哉(ゆたに たくや)です!
「どうやったら数学の成績があがるの!?」
今日のブログは私の指導経験から感じた成績が上がる生徒の共通点をまとめています。
もちろん全てが備わっている必要はありませんがおおよそ「頑張りが成果につながる」生徒には共通点があったのです。
頑張りが成果につながる=成績アップ
基本的に成績アップする状態とは本人が頑張った事が成果として現れることをいいます。
つまり本人の頑張りなくしては、成績アップは望めないのです。
もちろん本人にやる気を出させるための声かけや取り組みは塾の先生としては当然のことなのですが、本人の努力、それも正しい方向性と力配分での努力が必要だという事は前提として認識しておきましょう。
正しい努力とは?
2010年4月ごろに当時Twitter上でメジャーリーガーのダルビッシュ有選手がつぶやいたツイートが話題になっていました。
“練習は嘘をつかないって言葉があるけど、頭を使って練習しないと普通に嘘つくよ。”
この言葉は多くのユーザーに共感を得てまたたく間にバズりました。
努力はただ勉強をすればいいというものではなく、自分にとってどういうスタイルが合っているのか?テストの点数を上げるために何ができるか?その上でどういう計画を立てていこうか?という方向性が重要なのです。
方向性を示すには何点を目標にするか?というゴール設定と今自分は何点でどんなミスが多いのか?勉強はしていたか?という現在地が必要です。
正しい方向性の頑張りはいずれ花を咲かせます。
数学の成績が上がる子の共通点
では一体数学の成績が上がる子にはどのような共通点があるのでしょうか?
言われた事にまずきちんと従う
ここが結構大事なのですが、今まで勉強をしていて、特に小学校のときはついていけていたのに、中学に入ってついていけなくなったパターンなど、過去は成績優秀だったのに、今はそうではないケースでは自分独自の間違った勉強法に時間を費やしている事が多いです。
本人なりのこだわりを否定するわけではありませんが、大切なのは今なので、過去の成功パターンが今後も通じるわけではないのです。
まずはアドバイスされた事をある程度の期間続ける。
そして自分なりにフィードバックする。自分の主観ではなく客観的なアドバイスを信じるのは成績アップの第1の共通点です。
元に勉強法を変えただけで成績が30点以上も上がった生徒もいます。
毎日数分でも数学に触れている
数学は積み上げ教科ですが特に苦手意識が強いとなかなか手をつけるまでに時間がかかります。
嫌いな事ほど覚えられないのは人間として当たり前の現象ですがそれを打破する方法として毎日数学の事を思い出すという事が挙げられます。
人間は思い出すと記憶に定着していく習性があります。
長時間でなくてもまずは5分でも数学に触れていきましょう。
成績が上がった子はやはり「そういえばあの公式なんだっけ?」という疑問がわいてくると即時対応しています。
自分が出来ない事を認めている
出来ない事は悪いことではありません。
ただ、あまりにも自分に自信がないと出来ない事を認めたくなくなります。
言い換えれば自分ができない姿を見たくないのです。
数学嫌いから脱却した生徒たちはまずこの「自分が出来ない事を認める」というハードルを乗り越えています。
まずはしっかり自分と向き合うそれこそ人生においても同じ事だと思います。
もちろん周りのサポートは必要ですけどね^^
当学習塾もこのサポートには重点を置いています。
目標を持っている
最後に大体○点とりたいな〜というざっくりとしたゴール設定です。
これは今30点の人がいきなり80点という夢物語ではなく叶う目標です。
生徒によっては「今の僕で何点取れると思う?」と聞いてくる場合もあります。
最終的には80点取りたいだから次のテストでまず50点を超えるように努力する。
つまり20点分の問題を解けるようにするという計画性が育まれていきます。
まとめ
テストでの学びは人生経験と同じだと考えています。
目標に向かって努力をしうまく行かなければ別のやり方を試してみる。
PDCAサイクルを回し続けるというのも社会人になってから学ぶ事ですがテスト勉強とほぼ同じ事をやっています。
できない事がダメなのではなくできないことから逃げる事がよくない事だと私は思うのです。努力を無理強いする事はしませんが、頑張る事の大切さは私自身自分の経験からも本当によく理解しています。
という事で最後に、、「頑張れ!!みんな!!」
以上!京都市中京区のアイデア数理塾 油谷拓哉(ゆたに たくや)がお届けいたしました!
算数好きあつまれ〜!