京の算数学問題#477
算数学コラム
みなさんこんにちは!京都市中京区で学習塾を運営しております。油谷拓哉(ゆたに たくや)です!
今年の首都圏模試センターが行った調査によると関東圏では史上最多の中学受験者数になったということです。
学習塾業界でも業界としての売り上げが年々増加しています。
空前の中学受験ブームに私たちの進路選択はどのようにしたらよいのでしょうか?
良い教育を求めるニーズの増加
「少子高齢化」数年前から言われ続けていたこの課題ですが、より最近顕著になってきています。
児童数は毎年減少、学校も統廃合が増えてきました。
そんな中こども1人にかける教育費は年々上がっているのです。
こんな不安定な時代だからこそより良い教育をと求めるニーズがより顕著に現れてきました。
もちろん良い教育というのはその人それぞれの価値観です。
良い点数を取るのが良い教育であると考える人もいれば、
個性を重視した人間力教育が良い教育であるという人もいます。
あくまで個人個人が私の思う良い教育は何か?を明確にすると今後の方向性がわかりやすくなります。
ターニングポイントはコロナ対応
大きな天気を迎えた2020年。
私たちは経験したことのない大きな転換期を迎えました。
実は教育業界の売り上げは2021年の伸び率が9.1%とかつてないレベルの伸び率を記録しています。
これはコロナ禍によるオンライン授業の普及や公教育から民間へのシフトが起こったからでしょう。
さらに、コロナ禍の公立学校(行政)の対応よりも私立高校の方が柔軟に対応ができていたことから、いわゆる公立離れが起こっているのが現実です。
まさにコロナ禍によって受験や学校のありかたが大きく問われ始めているとも言えます。
中学受験するべき?しないべき?
中学受験はあくまでお子さん主導で行うべきというのがわたしの考えです。
当学習塾にも中学受験を希望して通っている生徒はおりますが、みんな自分の意思で「ここに行きたい」と決めて入塾をしています。
理由は様々です。
仲のいい友達が行くから。
探究授業に興味があるから。
高校受験よりも先に受験しておきたいから。
でもどれも立派な理由です。
中学受験の勉強は決して楽なものではないため本人の意思の無い受験はデメリットの方が大きくなってしまいます。
中学受験を乗り越えるための今日からできるマインドセット
では中学受験を乗り切るためにどうしたらいいか?
大事なのは「受験して何がしたいの?」です。
今より高いレベルで頑張りたい
地球学を学びたい
ロボコンに出たい
先輩を追いかけたい
仲のいい友達と切磋琢磨したい
中学受験ではよく入学して燃え尽きてしまう場合が多いです。
その原因がゴール後のイメージをしていないためです。
受験に合格し目的達成してしまうともうやる気が起こりません。
大事なのはその先です。
そのために必要なのが私たち第3者の問いかけです。
今日からできるマインドセットは、受験受かったらなにする?を一緒に考えることです。
楽しそうね〜いいね〜
それだけでもお子さんのやる気は倍増です!
受けるのは親ではなく子どもであるということを絶対忘れてはいけません。
以上!京都市中京区のアイデア数理塾 油谷拓哉(ゆたに たくや)がお届けいたしました!
算数好きあつまれ〜!