京の算数学問題#473
算数学コラム
みなさんこんにちは!京都市中京区で学習塾を運営しております。油谷拓哉(ゆたに たくや)です!
2020年から必修化されたプログラミング教育ですが、結局学ぶことが増えただけでやる必要あるの?そもそも算数と何が違うの?という疑問が湧いてくると思います。
今回は算数とプログラミングの関係性について私なりの意見をお伝えしていこうと思います。
プログラミング教育で身につく能力
プログラミング教育はグローバル人材育成のために、プログラミングスキルと問題解決能力や情報活用能力を身につけることを目的としています。
プログラミングはビジュアルプログラミングと呼ばれるブロックを積み上げることで体系的にプログラミングの基礎がわかる取り組みが行われたり、高校になるとアルゴリズムやプログラミング言語を用いたスキルを習得します。
算数で身につく能力
算数や数学で身につく能力は数的処理能力、数量感覚や図形処理能力といった論理的思考能力を育みます。
また、数学になると加えて正解まで辿り着くための問題解決能力がもとめられます。
また、算数は数字という抽象的な記号を用いたコミュニケーションという側面もあるため、相手に伝える力いわゆる表現力も算数や数学では身につきます。
プログラミング教育と算数の共通点
プログラミング教育と算数・数学教育には多くの共通点があります。
主に論理的思考力や問題解決能力がそれにあたります。
数的思考力はプログラミングでは身につかないため算数が必要です。
算数で身につけた問題解決能力を用いてプログラミングに取り組むと段階を踏んでレベルアップが可能になります。
ですので基礎の中の基礎が算数教育であり、その上にプログラミング教育があり互いに関係しているという見方ができます。
教育の目的の1つは多角的な視点を身につけること
算数や数学の問題でもそうですが例えば三角形の面積の求め方でもいろんな求め方があります。1つの答えを導き出すために多角的な方法を学ぶ教育が今も昔もなされています。
根幹は変わっていません。
ですのであくまでプログラミング教育も多角的な視点を身につけることが目的の1つなのです。
目的をしっかりと理解してどうやったら社会に出た時に使えるのか?
プログラミング教育は非常にイメージがしやすいので子どもたちも取り組みやすいことと思います^^
ですが、算数も忘れないように!
プログラミング教育の根幹を支えているのは算数教育なのですから^^
以上!京都市中京区のアイデア数理塾 油谷拓哉(ゆたに たくや)がお届けいたしました!
算数好きあつまれ〜!