今日の数学問題#419
数学コラム
みなさんこんにちは!京都市中京区で学習塾を運営しております。油谷拓哉(ゆたに たくや)です!
わからない言葉がある!皆さんならどうしますか?
今は生まれた頃からスマホがある時代。
小学生の時からタブレットが配布され、おそらくすぐに検索するでしょう。
なので検索→わかるまでのスピードは爆速です。
ですが本当にそれでいいのでしょうか?
今日は私が普段子どもたちに指導するにあたり気をつけていることをお話ししていきます。
ネット検索は便利だが学習には注意が必要
ネット検索はとても便利です。
素数という単語を知りたければ、検索窓に「素数」と打ち込みさえすれば答えが出てきます。
つまり今の時代は辞書はほとんど使う機会がなくスマホやタブレットだけで解決してしまうのです。
ただネット検索すれば自分の調べたい情報が得られるとは限りません。
調べ方にもコツはいりますし、膨大なデータから必要な情報を取得するには、ある程度キーワードを入力し情報を絞り込む必要があります。
この点もワードセンスや語彙力などが必要になってくるので手軽でありそうで難しいのです。
コピペはバレる!
良くレポートを書く時にネットでコピペをしてくる生徒がいますが、あれバレます^^;
生徒が書いてきた内容をそのまま検索窓に貼り付ければ引用ページが出てきます。
生徒が考えているよりもはるかに不正がしにくくなっています。
調べ学習の意味を考えよう
調べ学習は膨大なデータをまとめる意味もありますが、調べ学習を通して点で学んだ知識をつなげるという意味もあります。
つまり前提として知識がなければ調べ学習はできないのです。
その知識は普段の授業をはじめ読書や社会科見学などで身につきます。
ですから、学校の授業はかなり大事なのです。
その上でおすすめしたいのが紙の辞書の活用です。
紙の辞書で語彙力アップ!
例えば漢字辞書なら各数や部首読みなどから探していきます。
わからない漢字も画数を予想したり、部首で探したりしているうちに覚える事ができます。
また、探しているうちに同じ部首の漢字を目にする事ができ独りでに語彙力が増えていきます。
英語辞書も同様ですし、国語辞典も探している中で語彙力が高まってきます。
面倒臭いことにこそ意味があるという事が今の子ども達には必要な価値観かもしれません。
以上!京都市中京区のアイデア数理塾 油谷拓哉(ゆたに たくや)がお届けいたしました!