今日の数学問題#293
数学コラム
先日、兵庫県のとある少年野球チーム様からのご依頼で指導を行ってきました。
指導と言っても野球の技術向上のための基礎づくりです^^
ブレインアクション®︎を用いて、目や体の動きから脳を刺激し、イメージと身体の動きを繋げるというのが最大の目的でした。
今日はそんな中でぜひ子どもの指導に携わっている方に知っていただきたい指導法があります。
伝え方で結果が変わる
例えば野球の指導でよくあるのですが
「上から叩く」
「肘から出す」
「壁を作る」
など、わたしたち経験者が理解できている言葉が飛び交っています。
ここでよく意味を説明するのですが、その前にやることがあります。
それは実感させること。
壁を作るとはこういう、感覚なんだと実感させてから理由を説明します。
子ども目線で考える
例えば野球始めたばかりの少年に、レベルスイングだ!なんて言ってもポカンとしてしまいます。
わたしたち大人でも急に英語で話しかけられたらどうでしょうか?
ポカンとしてしまいますよね。
それと同じことが起こります。
ですので、子どもたちの目線を考えます。
例えば投手なら体重移動!と教えるよりも、空を見るように投げてみてと伝える方が体重が後ろに残り体重移動の基礎ができます。
これは一例ですが他にもその子その子によって必要な声かけがあり、身体の使い方をイメージしやすい言葉に変換することが指導者の技術だと思います。
名プレーヤーが名コーチとは限らない
これはよく言われる話なのですが、すごい実績のある選手がすごいコーチになるとは限りません。
もちろん、それだけ努力もされ結果も出されているからこそできる指導もありますし、生まれる説得力や信頼関係もあります。
ただ、やり方を矯正してしまうと話は変わってきます。
結局成長と共に学年も上がり、中学高校大学社会人と指導者はどんどん変わっていきますので、指導者依存を出来るだけなくしていかねばなりません。
ですのでこちら側の「言わない」丹力も必要になります。
子どもは子どもの世界がありますのでいかにその世界に敬意を表して指導をするか?だと私は思います^^
以上!京都市中京区のアイデア数理塾 油谷がお届けいたしました!