1+1=2を証明しなさい! へ?!(^^;)の話 今日の数学#143

今日の問題#143

素数はどれ?

今日のコラム

1+1=2を証明してください。

そう言われてどう思うだろう。

こんなの簡単だ!と思うか、

え?と考えてみるか。

実はこの問題、大学の数学科でも解けない人が続出するレベルの難問。

ちなみに僕は途中で挫折しました笑

でも実際この話って面白くて、1+1=2を当たり前として使っているけどそこには奥深い数学ならではの美しさがある。

まず前提として、数とは何か?と言うところに立ち戻らないといけない。

1ってなに?

2ってなに?

+と=の概念は?

のレベルまで深掘りしていく。

1+1=2とする。

というのはあくまで仮定であって証明ではありません。

この時点で数学嫌いな方は、イライラし始めると思います笑

以前1+1の照明に関して100ページ以上を費やしたという話をネットで見た事があるが、これマジです笑

数学基礎論とか集合論とかマジで「研究レベルです」

そもそも1+1=2が常に正しいかと言われるとそうとは限りません。

例えば2進法では10ですし。

1+1=0や1+1=2でないの様な別の切り口からアプローチするとまた新たな活路が見えてくるのが数学の面白いところです。

まあ結局は「簡単に見えるものほど難しい」「当たり前なものほど疑え」というところでしょうか。

僕がこの証明から感じたのはそんなところ。

結局、自分が簡単にできてることでもいざ人に伝えようと思うとうまくできなかったり、行き詰まっている時こそ当たり前にやっていた事を深掘りしていく。そうすると色々見えてくる。

僕が運営するアイデア数理塾のベースにあるのはこの思想。

ただ数学の定理を使える様にするだけでなくそこからイメージを膨らませて自分の人生の力にしていく。

解の公式でもx=の公式は覚えている生徒は多いけど前提として、ax^2+bx+c=0の時という条件も合わせて解の公式なのです。

ここから転じると必ず定理には前提条件があるということ。

この時にこうとするという様な一定の条件のもと成り立つ。

つまり、ビジネスで成功している人の成功法則もそのままマネして成功しないのは、その人が行ったタイミングや環境という前提条件が見えてない。

実はやり方よりもそのタイミングやスタート時の環境に答えがあったりする。

うまくいかないな〜と感じた時もうまくいかない公式に自分を当てはめている場合がある。

そんな時は前提条件を考えてみよう。

前提条件が見えてくると、今の不調の原因がわかる。

数学は哲学だ。

この点、生徒たちの方が発想は柔軟なのですごく勉強になる。

以上!京都市中京区のアイデア数理塾 油谷がお届けいたしました!

今日の解答#143

素数はどれ?

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